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溜間詰の推擧によつて入閣し、其の外交政策も亦齊昭の意見とは甚だ相反する, 後時に一橋黨たるかの如き態度を示してゐることがあつても、これ一に慶永を, 第二節繼嗣問題の發展, 永と初度の會見を行つた際、慶福を擧げてゐるのは、其の僞らざる眞情であり、爾, ものがあつたので、自ら南紀黨に傾いてゐた。正睦が繼嗣問題に關して松平慶, 見其の優勢を誇るが如くであつたが、實は南紀黨の壓倒的勢力に對する止むを, 得ない抗爭であつたともいふべきである。, 立説であつたといふを得べく、當時一橋黨の運動が目ざましいものがあつて、一, 紀黨の勢力は實は柳營内部に牢乎たるものがあつた。況んや老中堀田正睦は, して意を安んぜしめる策略であつたであらう。而して松平忠固が正睦以上に, 既に大奧多數の贊成があり、溜間詰の巨頭井伊直弼も亦之に同意した爲に、南, 南紀黨であつたことは、推測に難くない。果して然らば幕府内部は〓ね慶福擁, 勢力, 南紀黨の, 第三章將軍繼嗣問題の紛爭第二節繼嗣問題の發展, 三九五
頭注
- 勢力
- 南紀黨の
柱
- 第三章將軍繼嗣問題の紛爭第二節繼嗣問題の發展
ノンブル
- 三九五
注記 (16)
- 1625,538,59,2277溜間詰の推擧によつて入閣し、其の外交政策も亦齊昭の意見とは甚だ相反する
- 1281,536,59,2284後時に一橋黨たるかの如き態度を示してゐることがあつても、これ一に慶永を
- 444,877,67,869第二節繼嗣問題の發展
- 1396,537,58,2282永と初度の會見を行つた際、慶福を擧げてゐるのは、其の僞らざる眞情であり、爾
- 1511,538,58,2281ものがあつたので、自ら南紀黨に傾いてゐた。正睦が繼嗣問題に關して松平慶
- 817,531,60,2283見其の優勢を誇るが如くであつたが、實は南紀黨の壓倒的勢力に對する止むを
- 705,537,58,1214得ない抗爭であつたともいふべきである。
- 933,534,60,2269立説であつたといふを得べく、當時一橋黨の運動が目ざましいものがあつて、一
- 1741,538,57,2276紀黨の勢力は實は柳營内部に牢乎たるものがあつた。況んや老中堀田正睦は
- 1162,540,60,2276して意を安んぜしめる策略であつたであらう。而して松平忠固が正睦以上に
- 1854,608,61,2209既に大奧多數の贊成があり、溜間詰の巨頭井伊直弼も亦之に同意した爲に、南
- 1047,537,60,2280南紀黨であつたことは、推測に難くない。果して然らば幕府内部は〓ね慶福擁
- 1832,283,40,78勢力
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