『維新史』 維新史 2 p.428

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と述べてゐたのであつた。, 内部の私事たるべき繼嗣問題の解決に朝旨を仰ぐに至つたのは、從來絶えて無, に比して、一籌を輸したのであつた。, 適確に明示されなかつたが爲に、實際の效果は著しく減殺せられ、一橋黨の運動, る手入と相俟つて、史上重大な意義を有するのである。即ち第一には、元來幕府, は、九例の功を一簀に〓くの觀なきを得なかつた。而して其の原因を考へるに, で、此の點では南紀黨が早くより主力を關白の入説に集中して動かなかつたの, 一は繼嗣問題が本來幕府内部の問題であつて、條約問題に比すれば、公家にとつ, ては第二義的な問題であり、爲に關白の專斷を許した傾があつたこと、一は一橋, 併しながら一橋・南紀兩黨が相爭つて京師入説に努めた事は、條約問題に關す, 斯くて聖旨が慶喜を指し給ふ事は明白であつたにも拘らず、内勅にはそれが, かりし事實であり、正しく朝權の伸張・幕權の衰退を如實に表現せるものに外な, 黨の運動が表面は華々しく見えたが、問題の核心に觸れるを得なかつたこと等, らなかつた。第二には、繼嗣問題の入説を中心として諸藩の朝廷接近は愈〻緊密, 繼嗣問題, の意義, 第五編朝幕の乖離, 四二八

頭注

  • 繼嗣問題
  • の意義

  • 第五編朝幕の乖離

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  • 四二八

注記 (18)

  • 1717,544,63,732と述べてゐたのであつた。
  • 450,550,67,2274内部の私事たるべき繼嗣問題の解決に朝旨を仰ぐに至つたのは、從來絶えて無
  • 797,550,58,1005に比して、一籌を輸したのであつた。
  • 1491,541,70,2276適確に明示されなかつたが爲に、實際の效果は著しく減殺せられ、一橋黨の運動
  • 565,553,68,2273る手入と相俟つて、史上重大な意義を有するのである。即ち第一には、元來幕府
  • 1374,546,71,2281は、九例の功を一簀に〓くの觀なきを得なかつた。而して其の原因を考へるに
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  • 1260,557,73,2259一は繼嗣問題が本來幕府内部の問題であつて、條約問題に比すれば、公家にとつ
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  • 1603,604,70,2211斯くて聖旨が慶喜を指し給ふ事は明白であつたにも拘らず、内勅にはそれが
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  • 1028,540,74,2286黨の運動が表面は華々しく見えたが、問題の核心に觸れるを得なかつたこと等
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