『維新史』 維新史 2 p.440

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體如何なる定見、如何なる趣意であるか。」と詰問した。老中等は皆返答に窮して, 〓の「顏色人を千里之外に拒むの姿」(〓蠻雜纂)であつたので、海防掛を始め幕府有, 遁辭を弄し、其の場をのがれたので、忠震を始め一同は呆然として退出したとい, 幕政に容喙するのは、下僚が黨を組んで上司の權威を犯すものであると考へ、直, 量に缺けてゐる。斯かる人物を薦擧して、如何で此の難局が打開出來よう。一, ふ。長鋭の如きは、此の大老・老中の幕閣では、到底難局を打開することは出來な, 外する者は無くなつたといふ。又閣老中正睦の如きは、直璃と忠固との間に立, 司は、皆直弼の嫌疑を避けて默止するに至つて、將軍繼嗣の件に就いても公然口, した。直弼の態度は正弘とは異り、衆議を斥けて獨斷專行したので、海防掛等の, く其の爪牙を現すに至つた。宇和島藩主伊達宗城も、「一體松平伊州内々ニテ井, いから、どうしても松平慶永を起用して、幕政に參與せしめるべきであると主張, ち、上下から制壓せられて、其の勢力は漸く衰へた。久世廣周・内藤信親・脇坂安宅, 意見は、固より採用されなかつた。却つて海防掛等が進言に名を藉つて彼是と, 等は直弼の意向に迎合する傾向にあつたので、直彌の專權壓制の政治は、茲に漸, 直弼の態, 直弼の政, 度, 治, 第五編朝幕の乖離, 四四〇

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  • 直弼の態
  • 直弼の政

  • 第五編朝幕の乖離

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  • 四四〇

注記 (20)

  • 1604,564,61,2275體如何なる定見、如何なる趣意であるか。」と詰問した。老中等は皆返答に窮して
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  • 1491,557,62,2278遁辭を弄し、其の場をのがれたので、忠震を始め一同は呆然として退出したとい
  • 913,553,66,2282幕政に容喙するのは、下僚が黨を組んで上司の權威を犯すものであると考へ、直
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