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る關係にあつたこととて、徳川家二百年來の治世は、全く將軍家の御威徳に由る, は外國の弊俗で、皇國の美風に背くと論じた。併しながら假に慶喜と慶福をし, だ何人を推戴すべきかは明言しなかつたが、豫てより齊昭とは犬猿も啻ならざ, 中松平乘全, は、天下の憂慮する所であるから、速かに之を決して、上下の危〓を去り、人心を歸, 此の時に當つて、溜間詰の雄藩として隱然其の牛耳を執つてゐた彦根藩主井, て地を替へ、慶喜が將軍の血統に近かつたとしても、直弼が果して之を繼嗣とす, 瞭であつた。南紀黨は之を以て奇貨居くべしとして盛に策動を試みたのであ, るに贊成したか否かは疑問とすべく、畢竟齊昭に對する反感からして慶福を推, のであつて、決して其の賢愚の故ではない。正しき近親を措いて英明を擇ぶの, 一せしめられたき旨を陳べ、翌二年正月更に同意見を反覆主張した。而して未, 伊直弼, 戴せんと欲し、之を便宜血統論を以て説明したものの如くである。, に送つて、現下の時局に際して將軍繼嗣が未だ確定しないの, も亦、慶福擁立説を主張してゐた。直弼は早く安政元年五月書を老, る。, 和泉守, 掃部, 西尾藩主, 頭, 井伊直彌, の意見, 第五編朝幕の乖離, 三九四
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- 和泉守
- 掃部
- 西尾藩主
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- 井伊直彌
- の意見
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- 第五編朝幕の乖離
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- 三九四
注記 (24)
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