『維新史』 維新史 2 p.496

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田資始, なければならぬ。もともと朝廷の思召も國體を憂慮あらせられてのことであ, 猶松平慶永を此の場に同席させたいと申し出でたが、直弼は越前家の格式を楯, から自分より御返事は致し難い。老中に尋ねられるやうにと答へた。老中太, 命するには及ばないであらうと答へた。齊昭は重ねて容易ならぬ時勢である, つて定められた制度であるから、假令連枝の内に、特に英明な御方があるからと, 行したことで、違勅を敢てするの所存は無かつたのであると辯解した。齊昭は, るから、委細の理由を奏上したならば、御嘉納遊ばされるであらうと、熟慮して決, 昭の言葉を承けて、一應は御尤であるが、家康以來三家・大老・老中など、深き思慮あ, に恐入つたことであるが、一旦戰端が開かれたならば、我が國も清國の轍を履ま, に之を拒絶した。又慶永を大老にと申出でたが、直弼は同役にとの推薦である, ふにあつたので、茲に平和に解決する道を採つたのである。京都に對しては誠, から、成るべく幕閣を強化する必要があるであらうと忠告したが、間部詮勝は齊, は、直弼が格別に職務に精勵しつつある今日、更に慶永を大老に任, 云つて、三家を四家には増され難いと揮揄したのであつた。, 備後守前, 掛川藩主, 第六編戊午の大獄と其の反動, 四九六

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  • 備後守前
  • 掛川藩主

  • 第六編戊午の大獄と其の反動

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  • 四九六

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  • 827,589,52,179田資始
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