『維新史』 維新史 3 p.289

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ことは出來ない。今日の條約は勅許を俟たずして調印したる不正のものなれ, が時勢に適せざる愚論を申出でなば、如何にすべき。これ予の破約攘夷に不同, 意なる所以である。且つ此の度予が斯かる意見を立てしは、既に幕府をなきも, ると紹介した。是に對し、老中は別に異議は立てなかつたが、從前明確な意見を, ば破却すべしとの議もあるが、是は内國人の間に於いてこそしか言ひもすれ、外, とすべからず。況んや敗戰せば如何。又諸侯を會同すべしとの説も、若し諸侯, に天地間の道理に基き互に通交する現時、獨り我が國のみが鎖國の舊套を守る, 悟を定むべしとの議あるも、彼我の曲直は畢竟水掛論に終り、假令我勝つも名譽, のと見て、專ら日本全國の爲を謀らんとするのである。故に條約を破却すべし、, 故に我より破約の談判するも、彼の承諾せざるは明かである。然らば必戰の覺, 表明しなかつた慶喜は、斷乎として反對論を開陳した。其の要に曰く、萬國一般, 國一致の意見を以て朝旨を候し、我より進んで開國の政策を行はんとするにあ, 國人にあつては、政府と政府とが締結せる條約であるとして、不正とは言ふまじ。, きを約し、晦日の幕議に於いて、慶永の眞意は一旦破約したる後、諸侯を會同し、全, 一橋慶喜, の開國論, 第四章勅使三條實美・姉小路公知の東下第三節幕閣の動搖, 二八九

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  • 一橋慶喜
  • の開國論

  • 第四章勅使三條實美・姉小路公知の東下第三節幕閣の動搖

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  • 二八九

注記 (18)

  • 1284,553,75,2299ことは出來ない。今日の條約は勅許を俟たずして調印したる不正のものなれ
  • 557,556,83,2304が時勢に適せざる愚論を申出でなば、如何にすべき。これ予の破約攘夷に不同
  • 433,555,77,2309意なる所以である。且つ此の度予が斯かる意見を立てしは、既に幕府をなきも
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