『維新史』 維新史 5 p.14

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は其の功を賞し給ひ、國家の政務を擧げて徳川氏に御委任あらせられること, 通牒を各國使臣に發し、大政を奉還するに至れる所以を詳細に縷述して、其の, 恟々として、國家の前途實に危殆に瀕するに至つたので、當將軍は祖先傳來の, 我が國も亦其の影響を蒙り、鎖國の舊例を墨守すること能はざるに至つたの, 當なる所以を朝廷に讒誣し奉つた。斯くて爾後國内の紛爭は休まず、人心亦, を非議し、雄藩亦此の機に乘じて將軍の權を奪取せんと謀り、幕府の處置の不, で、止むなく之を廢棄して外國交際の道を啓いた。然るに國民は却つて開國, うたが、中世以降王政漸く陵夷して政權武門に歸し、後戰亂相踵ぐに及び、東照, 間昇平の治を致した。然るに近年宇内の大勢は大いに變轉すると共に、當然, 宮は自ら汗馬の勞をとり、撥亂反正の功を遂げ、泰平の基を開いたので、天皇に, 諒解を求めた。其の要旨に曰く、天皇は國初以來日本國を統治あらせられ給, となつた。爾來幕府の威權日に振ひ、克く大小の諸侯を統御して二百有餘年, 返上の旨を通告する所があつた。越えて十一月朔日、在府の老中等は重ねて, 政權を朝廷に奉還し、諸侯を會同して方今の形勢を討論し、公論に依つて國是, 第十八編王政復古大號令の渙發, 一四

  • 第十八編王政復古大號令の渙發

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  • 一四

注記 (16)

  • 1156,529,69,2311は其の功を賞し給ひ、國家の政務を擧げて徳川氏に御委任あらせられること
  • 1613,530,71,2313通牒を各國使臣に發し、大政を奉還するに至れる所以を詳細に縷述して、其の
  • 348,517,78,2318恟々として、國家の前途實に危殆に瀕するに至つたので、當將軍は祖先傳來の
  • 812,524,73,2316我が國も亦其の影響を蒙り、鎖國の舊例を墨守すること能はざるに至つたの
  • 466,520,77,2319當なる所以を朝廷に讒誣し奉つた。斯くて爾後國内の紛爭は休まず、人心亦
  • 582,522,76,2318を非議し、雄藩亦此の機に乘じて將軍の權を奪取せんと謀り、幕府の處置の不
  • 697,529,74,2313で、止むなく之を廢棄して外國交際の道を啓いた。然るに國民は却つて開國
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  • 1853,672,45,784第十八編王政復古大號令の渙發
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