『保古飛呂比』 保古飛呂比 8 明治11年~同12年 p.167

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四つとせ、世の開けゆく其早やさ、親が子供に教へられ、この氣をつけよ、, 一つとせ、人の上には人はなき、權利にかはりがないからは、この人じやもの、, 八つとせ、刃で人をころすより、政事で殺すがくちをしや、この罪じやぞへ、, 五つとせ、五つに分れし五大洲、中にも亞細亞は半開か、この恥かしや、, 二つとせ、二つとはない我が命、捨ても自由がないからは、この惜しみやせぬ、, 六つとせ、昔し思へはあめりかの、獨立なしたるむしろ旗、このいさましや、, 十とせ、虎の威をかる狐等は、しつぽが見へても知らぬ顏、この畜生め、, 三つとせ、民權自由の世の中に、まだ目のさめない人がある、このあはれさよ、, 十三とせ、榮へ行く世の其本は、民の自由にあるぞいな、この知らないか、, 七つとせ、何故おまへがかしこくて、わたしらなんぞが馬鹿であろ、このわかりやせん、, 十二とせ、西と東へ晝と夜る、文明野蠻のわかちこそ、この口惜しや、, 十一とせ、犬も喰ない内喧嘩、やるからけふ日かやすじよたい、このかなしさよ、, 九つとせ、こゝらでもふ目をさまさねば、朝寐は其身の爲じやない、この起きさんせ、, 卷四十二明治十一年(八月), 民權かぞへ歌, 一六七

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  • 一六七

注記 (16)

  • 1215,723,62,1786四つとせ、世の開けゆく其早やさ、親が子供に教へられ、この氣をつけよ、
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  • 133,2610,42,110一六七

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