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しなれ共しからず、皆山城の地なり、此比常陸の人某が、都にて七草を見た, 家の説ひとしからずなりたるなり、河内國の人、釋の松柏堂か師承の抄物, り、山中には古風の殘る事多く、是古の草〓の、今に其遺風の有ものなり、且, げて、皆洛外の地、三四里の邊に有り、或家の舊記には、五畿内諸方にあるよ, し來れる七種の若菜なり、七野は近來印本の名所車と云ふ書に、方角をあ, に云ることあり、慥かなるものなり、其書に云ふ、七種の若菜を獻ずるは、弘, はすゞしろ、蘿蔔なり、平野は芹なり、北野は薺なりとあり、是古よりして貢, 仁年中に、初めて七野の若菜を獻進す、蓮臺野は御形、よもぎなり、朱雀野は, き故に、しかせしを、先哲も悉く其本を尋ねず、其處々にて用ひ來るを見て、, るに、つくしは長さ四五寸許にのびたるものあり、いまは帆立草と唱ふと, の名のみにて、かく年久しき間に、地下の用ゆる品の同じからざるにて、諸, 黄瓜菜を以てつくしにかへ、一種の水中のたびらこを以て、はこべにかへ、, 田平子、はこべなり、加茂野は佛坐、つくしなり、紫野はすゞな、蕪なり、五行野, 物に記したるものなり、畢竟拾芥抄などにも、七種貢獻の地を載せず、七種, 鼠麹草を御形になしたることは、土地によりてつくしも出ず、蓬も正月無, 七種菜ハ, 七種ノ菜, リテ異同, ヲ獻ズル, 場所, 土地ニ依, アリ, 延喜十一年正月七日, 三一二
頭注
- 七種菜ハ
- 七種ノ菜
- リテ異同
- ヲ獻ズル
- 場所
- 土地ニ依
- アリ
柱
- 延喜十一年正月七日
ノンブル
- 三一二
注記 (24)
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