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けれは、寛平三年辛亥夏、一朝に雷電して、黒雲たちまちにたなひきて、巖を, に是を摧破給へと祈念して、一時はかりいはほをまもらへて居給ひたり, まきかくすと見給ひけれは、ほとなく雲はれにけり、磐悉摧破しぬ、大なる, るに此巖猛獸のかたちにして、其精人氣を吸歟、然れは山王護法すみやか, くたけにけり、信力のいたる事かくのみこそ、仁和寺太上天皇御登山あり, ことなり、龍尾のしたには、くたけおちたる石、當時も多見ゆ、彼伽〓羅外道, て、此僧正を和尚として、廻心の大戒をうけさせ給ひける、戒壇院より紫金, □にて打碎おとそきこえける、佛神の効驗といひなから、ゆゝしかりける, 師當山をひらき、山王權現佛法をまもり給事、〓顯密學侶のためなり、しか, か石となりたりけれとも、陣那菩薩の偈を書給ひけれは、其石たちまちに, 地相の輩皆此巖の故なりとそ申あへりけり、和尚思惟して、我高祖傳教大, 驗なりけれは、山王大師の冥助さこそいちしるかりけめ、, の光明かゝやきたりけり、三聚淨戒の光なりとそ申あひける、かほとの高, 延長八十二十一、僧正増命候脩明門外、令奏西塔年分被, 置由、右中將伊衡傳勅、給白大神一重、, 〔西宮記〕, 被物, 臨時五, 金ノ光ヲ, 壇ヨリ紫, 法皇御受, 戒ノ時戒, 西塔ノ年, 分度者ヲ, 發ス, 請フ, 延長五年十一月十一日, 二五
割注
- 被物
- 臨時五
頭注
- 金ノ光ヲ
- 壇ヨリ紫
- 法皇御受
- 戒ノ時戒
- 西塔ノ年
- 分度者ヲ
- 發ス
- 請フ
柱
- 延長五年十一月十一日
ノンブル
- 二五
注記 (28)
- 1400,649,69,2192けれは、寛平三年辛亥夏、一朝に雷電して、黒雲たちまちにたなひきて、巖を
- 1518,654,68,2190に是を摧破給へと祈念して、一時はかりいはほをまもらへて居給ひたり
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