『大日本史料』 1編 8 天慶 4年 9月~天暦元年5月 p.858

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て、更に都のうちに、さる者なかりけるに、中將なりける人の、いみしき時の, か家に入り居たらん人をは知らてもおはせかし、うたてありける世にこ, みて奉りけんに、やめ給ひけんいとをかし、この蟻通とつけたる意は、まこ, 蟻通の明神、貫之か馬のわつらひけるに、この明神のやませ給ふとて、歌よ, 十をたに制あるに、ましていとおそろしと懼ち騷くを、いみしう孝ある人, なりぬるをは、うしなはせ給ひけれは、他の國の遠きに往きかくれなとし, るよる家の内の土を堀りて、その内に屋を建てゝ、それに籠め居ゑて往き, にて、遠き所には更に住ませし、一日に一度見てはえあるましとて、密によ, つつ見る、おほやけにも人にも、亡せ隱れたるよしを知らせてあり、なとて, とにやあらん、昔おはしましける帝の、唯若き人をのみ思しめして、四十に, そ、親は上達部なとにやありけん、中將なと子にてもたりけんは、いと心か, しこく、萬の事知りたりけれは、この中將若けれと、才ありいたう賢くして、, 時の人に思すなりけり、唐土の帝、この國の帝をいかて謀りて、この國うち, 人にて、心なとも賢かりけるか、七十ちかき親兩人をもたりけるか、かう四, 〔枕草紙〕社は、, 略, ○中, ノ由來, 蟻通明神, 天慶九年是歳, 八五八

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  • ○中

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  • 蟻通明神

  • 天慶九年是歳

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  • 八五八

注記 (21)

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