『大日本史料』 1編 9 天暦元年 6月~7年7月 p.56

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待居たりける, 箭もまた前のことくにしておとりてそたゝさりける、秀郷二つの矢を射, 筋を手はさみ、矢ころちかくなりしかは、件の五人はりに十五束三つふせ, と思ひ、五人張にせき弦かけてくいしめし、三年竹のふし近なるを十五束, 箭を射損して、亦二の箭を番て、態と前の矢坪をと心さしいたりけるに、此, そんしつ、頼所も此箭一筋なり、いかゝはせんとおもひけるか、きとあんし, し、くろかねなとをいるやうに聞しか、筈を返してそ立たりける、秀郷一の, そしとも云はかりなし、されとも弓箭をこゝろに頼つゝ、いまや〳〵とて, ちて待けるか、雲海沈々として洞天に日暮、煙波漫々としてまことに心ほ, 高峯のかたより、燒松二三千ほと二行に燃せる物みえたり、すはやこれそ, 出したる事ありとて、此度いんとしける矢さきに唾をはきかけて、またお, うちつかひ、忘るゝほとに引しほり、眉間の眞中をそいたりける、其箭手答, 去程に漸夜も更行、夜半過るほとにもなりしかは、雨風一通り過て、比良の, 三つふせにこしらゑ、鏃の中根を筈もとまてうちとをしにしたる矢只三, なし矢所をそいたりける、此矢に毒をぬりたるゆへにやよりけん、此矢眉, 天暦元年閏七月二十四日, 略ス、, ○繪, 天暦元年閏七月二十四日, 五六

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  • 略ス、
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  • 五六

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