『大日本史料』 12編 17 慶長十九年十二月~元和元年三月 p.785

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とそ語りにる, 兵衞といふ者、只一人弓を持をり、御輿副の人, 滿引し、餘り久しくむもち淨れは、是きいかにと見る處に、忘るゝはかりあ, むてすゝみ寄、其間三十技はかりに成しから、彼鳥漸沖に出て遠けかる、伊庭, 伊庭にて候と答ふ、又使して、更は此洲崎に羽白一番浮て候、願くは一矢遊, てしほぬける程は放たさるやと問けれは、今日の祝義、同しくは番なから, され候へかし見物仕らはやとあり、伊庭、難義の所望かな、兩家諸士の前に, て、遠慮あるへき事なるをと、心中には思ひなから、心得候ぬとて、矢をにか, に獨弓を持をらるゝは、承及たる伊庭殿にてや候と問ふ、御尋は何ゆへそ、, 射んと思ひ、鳥のならぬを待ける故也、されとも嶋鳥を射とらて遺恨なり, りて放つ矢、其雄の胴をつらぬき、其嶋乃尻を射切たれは、兩家一同に譽る, 聲洲崎に響く、所望したる人、其鳥と矢を請て取歸れり、〓伊庭か友、何とし, 使を以て、人多き中, 小て小鳥を射るに負たる事〓し、結立たる大卷藁に、左の拳, 伊庭射藝の妙手なる事人口にあり、鳥銃と爭ひ、矢も玉も〓, る所なし, 姓名考ふ, わ時は、もとゆひ其勢にはら里と切る事度々あり、又土器を立て的となし, と歩こより、羽をりらんとする時、歩み〓つら足を留す放つに、あたらさる, をさし付、強あらぬ弓にて射るに、厚さ壹寸計の裏板に透る、はなれ殊に, 是を貫きて、そのかはらけ破る事なし、鳥を射るに、弓をひき〓け、すら, 事はすく〓し、其外射術談多き人なり、惣兵衞用ふる所の弓なりとて、末, 伊庭數吉か家に傳へて藏せり、その強弓まことにいふはつりなし、其外書, 〓藏せり、その強弓まことにいふはろりなし、其外書, 元和元年二月五日, 七八五

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  • 小て小鳥を射るに負たる事〓し、結立たる大卷藁に、左の拳
  • 伊庭射藝の妙手なる事人口にあり、鳥銃と爭ひ、矢も玉も〓
  • る所なし
  • 姓名考ふ
  • わ時は、もとゆひ其勢にはら里と切る事度々あり、又土器を立て的となし
  • と歩こより、羽をりらんとする時、歩み〓つら足を留す放つに、あたらさる
  • をさし付、強あらぬ弓にて射るに、厚さ壹寸計の裏板に透る、はなれ殊に
  • 是を貫きて、そのかはらけ破る事なし、鳥を射るに、弓をひき〓け、すら
  • 事はすく〓し、其外射術談多き人なり、惣兵衞用ふる所の弓なりとて、末
  • 伊庭數吉か家に傳へて藏せり、その強弓まことにいふはつりなし、其外書
  • 〓藏せり、その強弓まことにいふはろりなし、其外書

  • 元和元年二月五日

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  • 七八五

注記 (26)

  • 617,658,54,417とそ語りにる
  • 1891,642,64,1356兵衞といふ者、只一人弓を持をり、御輿副の人
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