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留、田中〓くかゝる、矢之助きかふる大剛の兵なれ共、貳人を敵に請、暫たゝ, は、しとろに成て見へけれとも、矢之助爰をせんと下知しそふせく所に、福, れ共、後陣はいたつらに見物して居たり、かくて備後先手平野矢之助鐵炮, 飛騨わたり合、飛騨は長刀、北村は太刀にて請つはつしつ戰ける、飛騨か左, の耳より鼻へかけくきられける時、長刀取延、北村をつき倒して首をとる、, る程に、軍勢力をおとし、右往左往に成く迯る、備後入替て戰んとしけれと, 是を軍のはしめとしそ入亂たゝかふ、北村大剛の兵一方の組頭討れけれ, きひしく打掛、色めく所へ安喜うち北村一番鑓と名乘て切てかゝる、福留, かひけるか、終に矢之助〓倒され、首をそ田中に取れたり、備の大將討れけ, も、節所にて大勢の味方崩れける程に、元親是を見給ひ、急におわせられけ, れとも、前後ひとつに成て、安喜をさして迯かへり、城に籠て防けり、安喜勢, 取、此矢流と云事、山中に八ケ所の泉流ある故に八流と號、又一説に、往古此, 流と云とも云へり、かゝる名におふ節所に要害を構けれは、先手軍はしま, うたるゝもの三百餘騎とそ、やなあれ崩とは是也、元親つゝゐて追詰、城を, 所合戰の巷にて軍宮あり、或時大雨洪水して、千束の矢をなかす、よつて矢, 起原, 矢流トイ, フ地名ノ, 永祿十二年八月十一日, 一六一
頭注
- 起原
- 矢流トイ
- フ地名ノ
柱
- 永祿十二年八月十一日
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- 一六一
注記 (20)
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