『大日本史料』 5編 2 貞応2年6月~嘉禄元年12月 p.167

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をすくへるか、互の善知識大なる因縁なり, かくて本野か原を過れは、懶かりし蕨は春の心を生替りて、秋の色疎けれ, とも、分行駒は鹿の毛に見ゆ、時に日重山にかくれて、月星躔に顯れぬ、曉を, 此橋のうへに、思ふ事をちかひて打渡らは、何となく心もゆく樣におほえ, て、遙に過れは宮橋といふ所あり、數双のわたし、板は朽て跡なし、八本の柱, はやめて豐河の宿にとまりぬ、深夜に立出てみれは、此川は流ひろく水深, す利生の菩薩の化現して夫を導けるか、又しらす圓通大士の發心して妾, 妾に結へり、妾は良人に先て世を早し、良人は妾にをくれて家をいつ、しら, 九日、矢橋を立て、赤坂の宿を過、むかし此宿の遊君、花顏春こまやかにして、, すみわひて過る三河のやつ橋を心ゆきてもたちかへらはや, 蘭質秋かうはしき女有けり、〓を潘安仁か弟妹にかりて、契を三州吏の妻, 宮橋の殘るはしらにことゝはん朽て幾世かたえわたりぬる, けふのとまりをきけは、前程なほ遠しといへとも、暮の空を臨、斜脚既に酉, 金に近つく、日の入程に矢橋の宿に落つきぬ、, は殘て溝にあり、心のうちにむかしをたつねて、ことのはしに今をしるす、, ○中, 略, 矢橋, 第六日ノ, 行程, 本野カ原, 赤坂, 宮橋, 豐河, 貞應二年雜載, 一六七

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  • ○中

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  • 矢橋
  • 第六日ノ
  • 行程
  • 本野カ原
  • 赤坂
  • 宮橋
  • 豐河

  • 貞應二年雜載

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  • 一六七

注記 (26)

  • 627,611,59,1296をすくへるか、互の善知識大なる因縁なり
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