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せし、再往〳〵、我は一時の命なれは、後見期しかたし, るか、空しく朽ぬるものは、今もまたすく、, 馬に乘て昇僊にかへり、幽子身を捨る、窮鳥に類て當橋を渡る、八橋よ、八橋, けふすきぬかへらは又よふたむらのやまぬなこりの松の下道, はこゝにあへたり、數歩を通してなかき道にすゝめは、宮道二村の山中を, 橋もおなし橋なれとも、幾度つくりかへつらん、相如か世をうらみしは、肥, 山中に堺川あり、身は河上にうかんてひとり渡れとも、影はみなそこに沈, 徐に過て、山はいつれも山なれとも、優興は此山にひく、松はいつれも松な, よ、くもでに物おもふ人は昔も過きや、橋柱よ、はしはしらよ、をのれも朽ぬ, にたてる杜若は、時をむかへて開たり、花はむかしの色かはらす咲ぬらむ、, 野原に一兩のはしを名つけて八橋といふ、砂に睡る〓〓は、夏を辭去り、水, れとも、木立は此松にとゝまれり、翌を含風の音に雨をきくといへとも、雲, に舞鶴のこゑに晴の空を知、松の性〳〵、汝は千年の貞あれは、おもかはり, て、我とふたりゆく、かくて三河國にいたりぬ、雉鯉鮒か馬場を過て、數里の, 湖見坂といふ所をのほれは、呉山の長坂にあらすといへとも、周行の短息, 雉鯉鮒, 山中ノ景, 潮見坂, 宮道, 八橋, 二村, 貞應二年雜載, 一六六
頭注
- 雉鯉鮒
- 山中ノ景
- 潮見坂
- 宮道
- 八橋
- 二村
柱
- 貞應二年雜載
ノンブル
- 一六六
注記 (23)
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