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に打を鐵炮の音、帖佐へ聞へけれは、帖佐の地頭平田美濃守、いらさま鹿兒, 島へ子細あるだとて、小船三艘取こしらへ、帖佐與力の士共少々相具して, 一艘漕出し、矢來を取て押亂し、暫しり程、さん〳〵に射たりけり、敵の舟ゟ, 藤野、松浦、西道の海邊、此方の浦も、美船、花倉、礒里皆悉く迯失ける、去は海上, 百艘の兵船なれは、海上何憚る事なくして、靜に押てだ漕行ける、島の方も、, だ急かまける、大崎に漕出見れは、鹿兒島ゟ大崎迄漕連けたる舟とも、波間, 哀ま陸に揚まかし、手〓せんとだ扣居たりれ、澳ゟは鐵炮を揃へ、矢先をそろ, へかつはと倒れ、むなしく成、敵船ゟは是を見て、舟端をたき笑けれは、慈, 是を見て、鐵炮を取合せ、善左衞門り著たる甲の眞向ゟ後へ打貫ケは、舟底, なし、敵も陸に上る事不能して、行屋の沖ゟ矢を射入、内輪の〓く漕通る、數, 島の前に漕浮ふ。内海を見渡さは、山邊の澤の池水に、木の葉の散しきたる, に異ならす、去とも内輪の勢續來て、皆汀に取渡て、遠矢にこだ射たりけり、, へて散々に射る、かゝる處こ、鹿兒島軍奉行伊集院善左衞門と名乘て、兵船, の方は、無興ここを見へにけれ、汀ゟ遠矢に差詰引詰射たりけれとも、詮も, 〓連〳今や遲しと待けるを、〓船是を見切つゝ、赤水、野尻を漕退き、鹿兒, 元龜二年十一月二十日, 一一三
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- 元龜二年十一月二十日
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- 一一三
注記 (17)
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