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大將、えもいはすかしつき給ひとりむすめを、さやうにとほのめかし聞え, りにけり、, て、心さしせさせ給ける事を、をのつからたひ〳〵になりて、きさきのみや, ねになを〳〵ときこえさせ給けれは、わさとむかへ奉り給ひけれと、あま, 部、なひきつかうまつりて、もてはやし奉り給程に、やうやう十二三はかり, おほしめして、かの北方も、いとおそろしうおほしめされて、その事とゝま, におはしませは、御元服の事おほしいそかせ給ふ、御むすめもたまへる上, きにせちにきこえさせ給けれは、心くるしうて、しらすかほにて二三度は, たいめせさせ奉らせ給けるを、うへはつかにあかすのみおほしめして、つ, もりきかせ給て、いと物しき御けしきになりにけれは、うへもつゝましう, て、しのひてまきれ給つゝ參り給、又つくも所に、さるへき御てうとともま, 達部は、いみしうけしきはみ聞え給ふに、宮の大夫ときこゆる人、源氏の左, 給けるを、うへはつかに御覽して、人しれすいかて〳〵と覺しめして、きさ, 思ひ聞えさせ給けれは、そのみけしきにしたかひて、よろつの殿上人、上達, りはえものせさせ給はさりける程に、御門さるへき女房をかよはさせ給, かゝる程に、后のみやも御門も、四の宮をかきりなきものに, ○中, 略, 拒ミ給フ, ノ御妹登, 爲平親王, 天皇皇后, ノ參内ヲ, 子ノ入内, 皇后登子, ヲ慫慂シ, ヲ鍾愛ア, 給フ, ラセラル, 康保元年四月二十九日, 四〇一
割注
- ○中
- 略
頭注
- 拒ミ給フ
- ノ御妹登
- 爲平親王
- 天皇皇后
- ノ參内ヲ
- 子ノ入内
- 皇后登子
- ヲ慫慂シ
- ヲ鍾愛ア
- 給フ
- ラセラル
柱
- 康保元年四月二十九日
ノンブル
- 四〇一
注記 (31)
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