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もせらるゝ程なりけり、かやうの後ならは、夜も明ぬへけれは、宮の御かた, かしからぬさきにと思ふに、のほらせ給ひぬれは、御かたはらに人のなき, 皆障子の外に出させたまひぬ、なけしのきはに四尺の御几帳立られたり、, かあしきそとさたせられて、そのよしを申されけるなめり、かへり參らせ, せまいらせはやと申させ給ひけれは、今の程宮のほらせ參らせん、物さは, ぬへけれは、たゝのほりて見參らせ給へ、さはいみしうくるしけにみえさ, かはしつ、參りてみれは、殿や大臣殿、院より戒うけさせ給ふへきなりと、奏, せ給ふと申せは、さは、もしやとほりよからんひまにと申て、とくかへしつ, 給ひて、たゝすけはかりは侍らへと仰らるゝとて、三位殿おはして、殿たち, 御枕かみにおほとなふらちかく參らせて、あか〳〵とあり、けるにそひふ, し參らせたり、はしたなき心地すれとえのかす、宮のほらせたまひたると、, よりめしつれは參りたりつれは、かう〳〵こそ仰られつれと申、道の所せ, せさせ玉ふけりとて、せんせい法印めすへきさたせられ、その御もうけと, ゆれは、さもえ申さす、又わさと召てとはせ給ふに、申さゝらんもあしかり, はきそ、とよはけに仰らるゝ、くるしけに覺しめしたり、殿にものほりてみ, トヲ奏セ, シメ賢〓, ヲ召サシ, 授戒ノコ, 等ヲシテ, 法皇忠實, メ給フ, 中宮入御, 嘉承二年七月十八日, 二九七
頭注
- トヲ奏セ
- シメ賢〓
- ヲ召サシ
- 授戒ノコ
- 等ヲシテ
- 法皇忠實
- メ給フ
- 中宮入御
柱
- 嘉承二年七月十八日
ノンブル
- 二九七
注記 (25)
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