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あけさせ給へるさいしに、御わけめの御くしの、聊よりてしるく見えさせ, たる所にて見よと仰せらるゝに、心得て、こゝに三人は、いとよく見侍りぬ, て、なけしの上に敷きて、中納言の君といふは、殿の御をちの兵衞督忠君と, 聞えけるか御むすめ、宰相の君とは、富小路右大臣の御孫、それ二人そうへ, えぬる、同し下襲なから、宮の御供にあらむ、わろしと人思ひなむとて、こと, こなたの隔てにはして、そのうしろには、疊一ひらをなかさまにへりをし, にのみこそ、久しうやありつる、それは殿の大夫の、院の御供に來て人に見, 給ふなとさへそ聞えむかたなき、三尺の御几帳一よろひをさしちかへて、, 見ると仰せらる、いみしうなむ候ひつるなとも、ことに出てゝは、よのつね, へしと申せは、さはとて召し上けさせ給へは、しもに居たる人々、殿上許さ, に居て見之給ふ、御覽しわたして、宰相はあなたにいきて、うへ人ともの居, そなといへと、そこに入り居て見るは、いとおもたゝし、かゝる事なとをみ, るゝことねりなめりと笑はせむと思ひ給へるかといへは、うまさへの程, 下襲ぬはせ給ひける程に、遲きなりけり、いとすき給へりなとゝうち笑は, せ給へる、いとあきらかに晴れたる所は、今少しけさやかにめてたう、御額, 女房達ノ, 座, 正暦五年二月十七日, 一三六
頭注
- 女房達ノ
- 座
柱
- 正暦五年二月十七日
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- 一三六
注記 (19)
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