Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
す、是迄たとりまいりしに、むなしく歸らんあさましさに、されは女人は五, の志なかりし處に、近きころ寵愛の娘におくれ、是を菩提の縁として、浮世, 奉り、後世の事を尋ね參らせ、浮世の闇をはれなんと、數十里程を遠しとせ, して、歸命頂禮無上尊と唱へ、三度禮拜なし奉り申けるは、抑自は一條院の, 障三從のつみ深くして、諸佛菩薩にもきらわれ奉り、八萬の教盆にもゝれ, となん打詠して、せんかたなさのあまりに、くとき申されしは、上人にあひ, かしなからかゝる齡に及まて、只いたつらに光陰をおくりて、未佛道修行, らんと、泪にむせひたゝすみけれは、上人ものこしを隔て是をきゝ給ひて、, たりと聞時は、唯今上人の他行なりたるも、罪ふかき女人の來りたる故な, を起しなから、彼をもらさん事も本意ならすとて、ついに門をひらかせて、, かれか一詠のおもむきは、既に佛道求る志あさからす、我盡度衆生の誓ひ, 式部に對面し給ふ、式部はうれしさ限りなく、うとんけの花得たるこゝち, 皇后宮上東門院の宮女、越前守雅致か息女和泉式部にてまします也、はつ, のちりをいとひ、上人の教化をうけ奉り、みらい永劫をすくわれ參らせん, 同, 寛弘四年三月十日, ニ對面ス, 性空式部, 式部ノ懺, 悔, 寛弘四年三月十日, 八三四
頭注
- ニ對面ス
- 性空式部
- 式部ノ懺
- 悔
柱
- 寛弘四年三月十日
ノンブル
- 八三四
注記 (22)
- 1459,693,70,2210す、是迄たとりまいりしに、むなしく歸らんあさましさに、されは女人は五
- 269,700,70,2206の志なかりし處に、近きころ寵愛の娘におくれ、是を菩提の縁として、浮世
- 1576,694,71,2209奉り、後世の事を尋ね參らせ、浮世の闇をはれなんと、數十里程を遠しとせ
- 619,703,72,2200して、歸命頂禮無上尊と唱へ、三度禮拜なし奉り申けるは、抑自は一條院の
- 1340,692,70,2213障三從のつみ深くして、諸佛菩薩にもきらわれ奉り、八萬の教盆にもゝれ
- 1693,696,67,2211となん打詠して、せんかたなさのあまりに、くとき申されしは、上人にあひ
- 382,698,70,2208かしなからかゝる齡に及まて、只いたつらに光陰をおくりて、未佛道修行
- 1109,692,68,2232らんと、泪にむせひたゝすみけれは、上人ものこしを隔て是をきゝ給ひて、
- 1224,703,69,2206たりと聞時は、唯今上人の他行なりたるも、罪ふかき女人の來りたる故な
- 871,695,69,2232を起しなから、彼をもらさん事も本意ならすとて、ついに門をひらかせて、
- 991,698,70,2211かれか一詠のおもむきは、既に佛道求る志あさからす、我盡度衆生の誓ひ
- 746,692,72,2218式部に對面し給ふ、式部はうれしさ限りなく、うとんけの花得たるこゝち
- 505,694,71,2204皇后宮上東門院の宮女、越前守雅致か息女和泉式部にてまします也、はつ
- 156,702,65,2200のちりをいとひ、上人の教化をうけ奉り、みらい永劫をすくわれ參らせん
- 1851,775,36,46同
- 1936,767,45,343寛弘四年三月十日
- 745,341,41,154ニ對面ス
- 788,333,43,171性空式部
- 653,334,43,170式部ノ懺
- 612,333,36,39悔
- 1936,767,45,343寛弘四年三月十日
- 1926,2501,43,125八三四







