『大日本史料』 2編 10 長和5年3月~7月 p.249

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いへとも、ふてかきりありけれは、いとにほひすくなし、たいえきのふよう・ひやう, なる子細の侍そやと、申たりしかは、我はいかてかさる自由のわさはし侍へき、侍從, 親行かへりてこのよしをかたるに、若菜卷にはいつくに思あはせられたるとか申され, しといふに、それまてはたつね申さすとこたふる時、人の使は問答いふかしからぬを, 大納言行成卿一筆本にこの一句を見せけちにせり、紫式部同時の人に侍れは、申あは, ひとして申やりける、楊貴妃をは芙蓉と柳にたとへ、更衣をはをみなへしとなてしこ, のやなきもとかきて、ひやうの柳といふ一句を見せけちにせり、すなはち親行をつか, 三品の本、桐壺卷をひらき見れは、ゑにかけるやうきひのかたちは、いみしきゑしと, ひみしほとに、若菜の卷にて心をえて、おもしろく見なして侍なりと、申されけるを、, するやうこそありつらめとて、これも墨をつけては侍れと、いふかしさに、あまたゝ, し申に、おほきによろこひて、としころわかねかふところこの事にありとて、暮年に, にたとう、みな二句つゝにてよくきこえるを、御本に未央の柳をけたれたるは、いか, 功ををへたり、そのあひたしたかひつかへたる物たゝ親行ひとり日をかゝす、こゝに, 故實の人にとふらはんと思て、五條の三品の亭にまかりむかひて、この事を談へきよ, 筆本, 藤原行成一, 藤原俊成本, 長和五年四月二十九日, 二四九

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  • 筆本
  • 藤原行成一
  • 藤原俊成本

  • 長和五年四月二十九日

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  • 二四九

注記 (19)

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