『大日本史料』 2編 10 長和5年3月~7月 p.343

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んか爲の物語なる故、大般若經をうらかへして書たるといひたるもの也といへり、, にて、いかてかおそれなく經を書きけかす事をすへき、是亦古書にも見えさる、注者, に書く事あらん、また式部か世にありし比は、上より下に至るまて、昔にもこえて, は作らすして、わさとはる〳〵石山寺にこもるに、外の物をこそわするゝ事もあら, に見えたれと、是も亦信しかたし、上東門院の仰をうけ給はりて物語作る、宿にて, 佛法におほれて、佛をたうとむ事甚しかりし世のありさまなりし、殊に式部女の身, め、物語かゝんにむねとする料紙をわするゝ事やはあるへき、もしもわすれたらん, ゝめん爲の教をふくみて書ける、煩惱即菩提、色即是空、空即是色の理を悟らしめ, には、京へもとりにつかはし、又は寺僧にこひ求むるもかたからし、何そ經のうら, はさにあらす、かの物語はおもてには好色の事をあらはし、うらには菩提の道をす, の私説なれは、信しかたし、或説に、式部か大般若經のうらに物語書しと言は、實, りて、佛前にありし大般若經をうらかへして、それに物語を書しと云事、抄物とも, ○式部か源氏物語かゝんとて、石山寺にこもりしか、物語かゝん料紙のなかりしによ, は、かの源氏の間も硯も信しかたし、, 菩提ノ道ヲ, 勸ムルコト, 裏ニ書スト, ノ譬喩ト謂, ノ説ヲ破ス, フモ曲説ナ, 大般若經ノ, 長和五年四月二十九日, 三四三

頭注

  • 菩提ノ道ヲ
  • 勸ムルコト
  • 裏ニ書スト
  • ノ譬喩ト謂
  • ノ説ヲ破ス
  • フモ曲説ナ
  • 大般若經ノ

  • 長和五年四月二十九日

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  • 三四三

注記 (23)

  • 277,671,67,2065んか爲の物語なる故、大般若經をうらかへして書たるといひたるもの也といへり、
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