Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
よにあらし、御匣殿の御ことならんとおほす、いかにもわか心ひとつにはおもふへきこ, とろき給て、何事ならむとおほせられなから、大夫殿とおなしやうにそおほしよらせ給, まへは、まいらせ給ほと、日もくれぬ、陣に左大臣殿の御くるまや御前とものあるを、, ゝいまはえなん申さふらはぬときこえさするほと、みまはさせ給に、にはの草もいとふ, とならねは、おとろきなからまいりさふらふへきを、おとゝに案内申てなむ候へきと申, ける、まことに御匣殿の御ことのたまはせんを、いなひ申さむも便なし、まいり給なは、, かく、殿上のありさまも、東宮のおはしますとはみえす、あさましう、かたしけなけな, は、いかてかまいらてはあらむ、いかにものたまはせんことをきくへきなりと申させた, なまむつかしとおほしめせと、かへらせ給へきならねは、殿上にのほらせたまひて、ま, いりたるよし啓せよと藏人にのたまはすれは、おほい殿の御前にさふらはせ給へは、た, 又さやうにあやしく○はあらせたてまつるへきならす、又、さては、世の人の申なるや, うに、東宮のかせ給はんの御思あるへきならすかしとはおほせと、しかわさとめさんに, 給て、先殿にまいり給へり、東宮よりしか〳〵なんおほせられたると申給へは、殿もお, ことの候にこそと申を、このきこゆることゝもにやとおほせと、のかせ給にはさりとも, 道長, 娶ノ件ナラ, メハ寛子嫁, 道長能信初, ント思フ, ノ荒弊, 東宮御在所, 寛仁元年八月九日, 一〇二
頭注
- 娶ノ件ナラ
- メハ寛子嫁
- 道長能信初
- ント思フ
- ノ荒弊
- 東宮御在所
柱
- 寛仁元年八月九日
ノンブル
- 一〇二
注記 (23)
- 1674,622,61,2220よにあらし、御匣殿の御ことならんとおほす、いかにもわか心ひとつにはおもふへきこ
- 1300,619,61,2234とろき給て、何事ならむとおほせられなから、大夫殿とおなしやうにそおほしよらせ給
- 682,631,61,2196まへは、まいらせ給ほと、日もくれぬ、陣に左大臣殿の御くるまや御前とものあるを、
- 302,638,61,2217ゝいまはえなん申さふらはぬときこえさするほと、みまはさせ給に、にはの草もいとふ
- 1553,625,57,2233とならねは、おとろきなからまいりさふらふへきを、おとゝに案内申てなむ候へきと申
- 1181,625,62,2250ける、まことに御匣殿の御ことのたまはせんを、いなひ申さむも便なし、まいり給なは、
- 177,640,62,2215かく、殿上のありさまも、東宮のおはしますとはみえす、あさましう、かたしけなけな
- 811,630,56,2220は、いかてかまいらてはあらむ、いかにものたまはせんことをきくへきなりと申させた
- 555,632,61,2221なまむつかしとおほしめせと、かへらせ給へきならねは、殿上にのほらせたまひて、ま
- 427,637,60,2219いりたるよし啓せよと藏人にのたまはすれは、おほい殿の御前にさふらはせ給へは、た
- 1057,626,61,2222又さやうにあやしく○はあらせたてまつるへきならす、又、さては、世の人の申なるや
- 933,625,62,2223うに、東宮のかせ給はんの御思あるへきならすかしとはおほせと、しかわさとめさんに
- 1424,618,63,2229給て、先殿にまいり給へり、東宮よりしか〳〵なんおほせられたると申給へは、殿もお
- 1802,621,56,2229ことの候にこそと申を、このきこゆることゝもにやとおほせと、のかせ給にはさりとも
- 1615,2036,39,83道長
- 1637,248,40,210娶ノ件ナラ
- 1680,253,42,209メハ寛子嫁
- 1726,247,42,215道長能信初
- 1594,255,38,158ント思フ
- 165,268,43,123ノ荒弊
- 211,263,40,215東宮御在所
- 1916,734,43,342寛仁元年八月九日
- 1921,2392,41,105一〇二







