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院より御つかひありて、いとこゝろくるしくおもひやりたてまつるに、う, とかや御庄の券たてまつらせ給へりけれは、まいりつかうまつるおとこ, るほとに、かさみきたるわらは二人、ひとりはしろかねのてうしにみきい, ちいてなとこそよういして、有かたくもたせ給へりけれとて、みのゝくに, て、大かうし御さかなにていたし給へりけれは、御ともの殿上人とりてま, ていり給人やはあるとそのたまはせける、月と雪ともきこえはへり、さて, 廿いたさんよういありけるを、もしいりて御らんすることも侍らん、いと, をんな、これかれのそみけれと、みゆきつけきこえける隨身に、あつけたま, はしかくしのまに御車たてさせ給て、かくとやはへりけん、さやうに侍け, くうちを御らんせてかへらせ給ぬなと、御たち申けれは、雪見にわたり給, いりて、いとめつらしき御よういにはへりけり、かへらせ給てのち、かしこ, あとふみなともせす、うちいて十具はかり有けるを、なかよりきりてそて, ひけるとそきゝ侍し、そのとねりの名はのふさたとかや、殿上人はなにか, 見くるしやと女房申けれと、きりていたし給けるに、すてにわたらせ給て、, れてもてまいり、いま一人は、しろかねのおしきにこかねのさかつきすゑ, 御方ニ御, 上皇ヲ饗, 皇太后ノ, 美濃ノ御, 皇太后ニ, シ奉ル, 莊ノ券ヲ, 上ル, 幸, 寛治五年十月二十七日, 三二四
頭注
- 御方ニ御
- 上皇ヲ饗
- 皇太后ノ
- 美濃ノ御
- 皇太后ニ
- シ奉ル
- 莊ノ券ヲ
- 上ル
- 幸
柱
- 寛治五年十月二十七日
ノンブル
- 三二四
注記 (26)
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