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いるより、思ひしにしるくかきくらさる、かうりう寺に參るとてみいれし, たる御わたりなれは、火とり水とりなとのわらはもちたりつる、御まくら, に、我明くれ出入し門そかし、をとゝしのしはすの廿餘日こそ、堀河院にう, つろはせ給ひしか、それに出けんまゝにこそは有けめ、かきりの日ともお, 今も少しのほる、その夜も御そはにふしてみれは、夜のおとゝ見るに、みし, もはてそ出けむかし、今は何事にてかは、此世にて又いらんすると思ひし, 御物のくを持て參りつるとて、そなたへ出んからくらへやをあゆみ過て、, たるも、かやうにてこそ、宮のほらせ給はぬ夜なとは、侍らひしかとおほえ, 暮はてぬれは行幸なりぬ、御供にやがて引つゝけてまいりぬ、中御門の門, かみに左右にをかれたるそ、たかひたる事にてはある、御かたはらにふし, を、我身もおなし身なから、又たち歸りいるそ心かくかなしくも覺ゆる、參, りつきて見れは、局は大貳三位殿おはせし所とそ、ひる三位殿ありつれは、, ひまいらせらるゝみれは、かはらぬかほして、みえさせ給ふもあはれなり、, よにかはらぬさましたるにそ、みのところ此かなとたにこそなし、はしめ, て哀にのみそ、みな人はよけにぬれとも、我は物のみ思ひつゝけられて目, 同宿仕, 同局ヲ賜, 同舊時ヲ, 迫懷ス, ニ供奉ス, 長子行幸, 天仁元年八月二十一日, 二七〇
頭注
- 同宿仕
- 同局ヲ賜
- 同舊時ヲ
- 迫懷ス
- ニ供奉ス
- 長子行幸
柱
- 天仁元年八月二十一日
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- 二七〇
注記 (23)
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