『大日本史料』 4編 2 文治3年9月~建久元年1月 p.705

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思ひて、ともすれば、大將に、番は、きはめたるしれものにて候、いかにも、猶あ, りけり、番、多年の召人にて、今日切らるべし〳〵といひて、十餘年に及けれ, がたく〓、番は、ひとり身の物にて候へば、御ゆつりに成參らすべき事候は, ひとへに、親とも頼奉るべし、内外に附て、疎略を存べつらずといひやりた, ぬ、誠に傍輩として申承らん事、本意候、したしくならせ給のよしの事、存知, 來事は、いか計かはうれしかるべきに、番がいひけるは、弓矢とる身の、か, ければ、彌々悦事限なし、扨關東に下り著て、いつしか使を番が本へつかは, して、いひけるは、思ひかけず、かゝるゆかりに戌參らせて候、今にをきては、, るめに相て、召籠に預る、耻にてあらず、さこそ無縁の者なれ共、あれがちに, ども、かたう人壹人もなければ、申な分むるものなし、たま〳〵かゝる縁出, しき事しいださんずる者にて候、はなちたてらるまじき也と申ければ、彌, にをきては、いかにも申ゆるすべし、御承引なくは、遠景申預るべしといひ, 其ぬし、こひねがふべき聟にあらずとて、返事にいひけるは、よろこびて奉, るされ給なんと悦あへりけり、遠景も、宿縁あさからず、此上は、かの御氣色, ずと、あらゝかにいひ壹りければ、遠景、大きにいきどをり、やすつらぬ事に, 好意ヲ斥, 番遠景ノ, ク, 文治五年七月十七日, 七〇五

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  • 好意ヲ斥
  • 番遠景ノ

  • 文治五年七月十七日

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  • 七〇五

注記 (20)

  • 356,631,60,2210思ひて、ともすれば、大將に、番は、きはめたるしれものにて候、いかにも、猶あ
  • 1294,632,58,2213りけり、番、多年の召人にて、今日切らるべし〳〵といひて、十餘年に及けれ
  • 591,637,58,2198がたく〓、番は、ひとり身の物にて候へば、御ゆつりに成參らすべき事候は
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