『大日本史料』 4編 3 建久元年1月~3年2月 p.40

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みをむくふ也、又、おもき荷をかけそ、さかしきみ〓をこえ、ふろきたにをわ, くるは、畜生のむくひをはたす也、かくひねもすに夜もすがら身をしぼり, がしけり、まことに愚痴にして、此心をしらざりけりとて、とがをくひてし, さめ〴〵となきたるを、宗南房聞て、西行をよびて云けるは、上人道心堅固, 職に之侍けるをしらで、身をくるしめ、心をくだく事こそくやしけれとて, 苦をにくのふ也、日食すこしきにして、うへしのびがたきは、餓鬼のかなし, にして、難行苦行し給ふ事は、世も〓そしれり、人も〓之ゆるをり、其やんご, て、あかづき懺法をよみて罪障を消除するは、已に三惡道の苦患をはたし, ず、利養を思はず、たゞたちえんのためにとこそ思つる事を、かゝる橋慢の, て、はやく無垢無惱の寶土にうつる心也、上人出離生死の思ありといへ共、, りぞきぬ、其後は、ことにおきてすくよかに、かひ〴〵敷ぞふるまひける、も, り、水をくみ、あるひき勘發の〓ばを聞、或は杖木をかうぶる、これ即地獄の, れはだおろの也とはぢしめければ、西行、たな心を合て、隨喜のなみだをな, となきにこそ此事をばゆるし奉れ、先達の命に隨て、身をくるしめ、木をこ, この心をりきまへずして、みだりがはしく名聞利養の職也といへる事、は, ヲ以テ世, 二稱セラ, 道心堅固, 建久元年二月十六日, 四〇

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  • ヲ以テ世
  • 二稱セラ
  • 道心堅固

  • 建久元年二月十六日

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  • 四〇

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