『大日本史料』 4編 4 建久3年3月~6年8月 p.31

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きかへられたりしを、朝に取かへにをこせたりしかば、うつりがのかたみ, ぐに、かゝりとやりいるれば、彌心まよひせられて、人わろき程に、いそぎの, さへ、又わかれにし心のうち、いかにも申のぶべしとも覺えず、せんかたな, きに、車の音はるかに聞えしかば、あはれ、これにやあらんと、むねうちさは, めやかに、うちかたらふに、長き夜もかぎりあれば、鐘の音もはるかに、ひヾ, つれるばかりをかたみにて、ふしゝづみたりしに、その夜しも人にきぬを, づいみじうらうたくおぼゆるに、立ながら、きぬごしに、みしといだきて、い, き、鳥のねもはや聞ゆれば、むつごとにまだつきやらで、あさをく霜よりも, 心もあらばこそ、あかぬなごりを夢にも見め、たヾよにしらぬにほひのう, かなるをぞさぞとありし事から、何と申つくすべしとも覺へ候はず、扨し, さむきに、さ夜もやゝ更ゆけば、ちゞに思ひくだけて、心もとなさかぎりな, ほひ〓にてなべらかに、なづかしき人出て、すだれもてあげておろすに、ま, 玉しゐも身にそはぬ心ちして、我にもあらずのり侍ぬ、歸りきても、又ねの, られぬ、さて行つきて車よせにさしよするほどに、さてみすのうちよりに, なをきえかへりつゝ、おきわかれんとするに、車さしよするをとせしかば, 建久三年三月十三日, 三一

  • 建久三年三月十三日

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  • 三一

注記 (17)

  • 389,663,76,2207きかへられたりしを、朝に取かへにをこせたりしかば、うつりがのかたみ
  • 1671,649,76,2198ぐに、かゝりとやりいるれば、彌心まよひせられて、人わろき程に、いそぎの
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  • 1321,657,77,2199づいみじうらうたくおぼゆるに、立ながら、きぬごしに、みしといだきて、い
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