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世に普く人の申侍は、, に我歌の中には、, とぞ侍しかとかたりて、是をうち〳〵に申しは、かの歌は身にしみてとい, やさだめ侍らん、しらず、猶みづからはさきの歌にはいひくらぶべからず, それをばもちひ侍べからず、まさしく承候はんと聞えしかば、, ふこしの句、いみじく無念におぼゆるなり、これほどになりぬる歌は、けし, くゝもいうにも侍れ、いみじくいひもてゆきて、歌の、詮とすべきふしを、さ, きをいひながして、たゞそらに身にしみけんかしと思はせたるこそ、心に, 夕されは野への秋風身にしみて鶉啼也ふかくさの里, の中には、何れかすぐれたりとおぼす、よそ人は、やう〳〵にさだめ侍れど、, 面かけに花の姿を先たてゝ幾へこえきぬ峯の白雲, 是をなん、身にとりておもて歌と思ひ給ふるといはれしを、俊惠又いはく, これをすぐれたるやうに申侍は、いかにときこゆれば、いさよそにはさも, は〳〵といひあらはしたれば、むげに、ことあさくなりぬるなりとて、其次, 〔無名秘抄〕俊惠云、五條三位入道のみもとにまうでたりしついでに、御詠, 自讚ノ歌, 元久元年十一月三十日, 三〇〇
頭注
- 自讚ノ歌
柱
- 元久元年十一月三十日
ノンブル
- 三〇〇
注記 (18)
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