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の阿蘭若すみ〳〵て、をはりにはなにの身にかはなるへき、無盆のすまゐ, ぬまゝには、ありし聖教をひらき見たらは、なぐさみてましなと人にとら, ほかは、一向に念佛す、小土器六をならべて、香をもり火をけさず、とりうつ, かなとおもひて、入道にはかくとも申さで、にげのほりて候なりと申けれ, なし、心をしづめて念佛申さんためにこそ、こゝにはきたりしか、つれ〳〵, しとりうつしゝて念佛しけり、人にも對面せず、生涯は別時なりけり、つゐ, 返々隨喜し給けり、さて姉小路白川祓殿の辻子といふ所に、妹の尼公の侍, をねんじ、故郷をこふる心とたゝかはんためにはあらさりき、されは假名, せし事さへ後悔せられ、剩はては、時非時をつたふる小童なとにむかひて, は、智者にも學生にもよらす、道心なきものはこの心はなき事なりと、上人, み強盛になり侍しかは、故郷をおもふ心はおほく、極樂をねかふ心はすく, もちてゆひまはして、そのうちにこもりゐて、かみの衣を著し、食時便利の, けるいほりのうしろにひさしをさして、身ひとつたさむるほとに、わらを, なにとなきそゞろ事を申て、心をなくさめなとして、いよ〳〵つれ〳〵の, に元久元年の冬、臨終正念にして端座合掌し、高聲念佛すること數遍、念佛, 姉小路ニ, 移住ス, 示寂, 建暦二年正月二十五日, 六二四, 建暦二年正月二十五日
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- 姉小路ニ
- 移住ス
- 示寂
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- 建暦二年正月二十五日
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- 六二四
- 建暦二年正月二十五日
注記 (21)
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