『大日本史料』 4編 12 建暦2年12月~建保元年12月 p.775

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にて候へき由を、後鳥羽院より仰せられけれは、, 楊眞操迄請取て、殘りはゆるさすしてうせにけり、長明は和歌の道さへ聞, えけれは、世上の名人にてそ侍りける、すきのあまりにや、或時世にきこへ, 卿、右馬頭資時入道もおはしけり、あしからうたひ給けり、此外もあまた人, こそあらまほしけれ、, たかき人々をあまたかたらひめくりて、賀茂の奧なる所にて、秘曲つくし, といふ事をそ始ける、大納言經通卿、中將敦通朝臣、三品實俊卿、中納言盛兼, けるこそ、すきの程いとやさしけれ、そのゝちもとのことく、和歌所の寄人, 琵〓なとを伴へり、念佛のひま〳〵には、糸竹のすさひをおもひすてさり, と云ふ文をかけるよとおほえて、いと哀なれ、然而彼庵にも、おりごと、つぎ, 沈みにき今さらわかの浦波によせはやよらんあまの捨舟, 〔文机談〕三扨此有安に、鴨長明と聞えしすき物も習ひ傳けり、わつかに, と申て、終に籠り居てやみにけり、世をも人をも恨みけるほとならは、かく, 川閲水以成川、水滔々而日度、世閲人而爲世、人冉々而行暮, 文選, ○此歌、新後, 拾遺和歌集, タリ、, ニ載セ, 歌所ノ寄, 皇再ビ和, 學ブ, 人ニ召シ, 給フ長明, 之ヲ辭ス, 後鳥羽上, ニ琵琶ヲ, 長明有安, 祕曲つく, しヲ行フ, 建保元年十月十三日, 七七五

割注

  • ○此歌、新後
  • 拾遺和歌集
  • タリ、
  • ニ載セ

頭注

  • 歌所ノ寄
  • 皇再ビ和
  • 學ブ
  • 人ニ召シ
  • 給フ長明
  • 之ヲ辭ス
  • 後鳥羽上
  • ニ琵琶ヲ
  • 長明有安
  • 祕曲つく
  • しヲ行フ

  • 建保元年十月十三日

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  • 七七五

注記 (32)

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