『大日本史料』 5編 1 承久3年7月~貞応2年5月 p.61

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散りしけるにしきは是もたえぬへし紅葉ふみわけかへる山人, たつた山まかふ木のはのゆかりとて夕つけ鳥に木からしの風, ふゆこもり淋しさ思ふ朝な〳〵つまきの道をうつむ白雪, 山風のつもれはやかて吹たてゝふれとたまらぬみねの白雪, さなからや佛の花におらせまし権の枝につもる白雪, 哀なりたかつくとてか初鴈のね覺の床に〓そふらん, 神無月時雨とひわけ行かりの翅ふきほす峯のこからし, 去年よりも庭の紅葉の深き哉〓やいとゝ時雨なるらん, 冬くれは庭のよもきも下もえて枯葉の上に月そさひ行, 見しよにもあらぬ袂をあはれとやをのれしほれてとふ時雨哉, 霜かれは尾花ふみわけゆく鹿の聲こそきかねあとは見えけり, あをむとて恨し山の程もなくまた霜枯の風おろすなり, をのつから問かほなりし荻の葉もかれ〳〵に吹風のはけしさ, おなしくは桐の落葉もふりしけな拂ふ人なき秋のまかきに, 冬, 承久三年七月十三日, 六一

  • 承久三年七月十三日

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  • 六一

注記 (17)

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