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ある人はこれを傳うけ給て、よのあまねく人のひとたるみちを悦かゆ, は、忠良のみちと申なから、末代ありかたかりける御はろらひ也、きりを, れぬる事は、圓慶かいちこのさいわい也とおもひくれは、在國經廻のほ, たつる地なをすつる人なし、いはんや一村をや、返々すゑ乃物語にも申, としころ數奇たる僧侍き、承久乃兵亂いまたしつまらさりし時、大夫殿, 傳へき事とも也、誠君の御後見、かやうのかゝる御こゝろひろき御めく, 士にて、わさとこれゆへ六ケ度上洛をとけゝり、いまこの三伶下向せら, 詣ける時、父子三人、孝道、孝時、孝行やう〳〵の藝能とも被つくしけるに、, みならては、如何てろ民も五らくの歌を唱へ侍らん、みやこにも、こゝろ, 家乃かた人ともやおもひ々ん、興にいりてみちをさつくに、又無雙乃好, をかしあさましき事侍々り、修理大夫殿乃御へんに、加賀法橋圓慶とて、, へしとて、いぬかん乃ゝ保をまいらせさ〓給ぬ、祿をすてゝ君をおもふ, より御消息を帶して、孝道か仁和寺乃蓬屋にきたれりられは、隨分に武, へに、青衫をしほらぬ輩うなかりける、さて孝道は、霜のまゆをひらき、錦, 乃はろまをまとひて、古郷にそ歸ける、いとま申さんとて、わか宮の社に, 「社參事」, 嘉禎三年十月二十二日, 「社參事」, 孝道ノ住, 彈ズ, 孝道父子, 鶴岡若宮, ニ琵琶ヲ, 宅, 嘉禎三年十月二十二日, 四四五
割注
- 「社參事」
頭注
- 孝道ノ住
- 彈ズ
- 孝道父子
- 鶴岡若宮
- ニ琵琶ヲ
- 宅
柱
- 嘉禎三年十月二十二日
ノンブル
- 四四五
注記 (26)
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