『大日本史料』 5編 11 嘉禎2年12月~暦仁元年9月 p.711

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水を器にうつすかことし, 人の門弟と號して云、淨土甚深の祕義は、天台圓融の法門におなし、これ此, 及はすといへとも、汝は法器なり、傳持にたへたり、はやく此書をうつして、, つゐに學なり功をへて、元久元年八月上旬、吉水の禪室を辭して、鎭西の舊, とに凡夫解〓の直路は、淨土の一門、念佛の要行にはしかさりけりと信解, して、つふさに庭訓をうけられけり、翌年建久九年の春、上人選擇集を聖光, 房にさつけらる、これ月輪殿の仰によりてえらへる所なり、いまた披露に, をうけて、豫州に下て念佛をすゝむ、その化にしたかふものかすをしらす、, 末代にひろむへしと仰られけれは、かたしけなく頂戴してうけぬ、我大師, 里にかへり、淨土一宗を興するに、利盆四遠にあまねし、こゝにある學者、上, 釋尊は、たゝ法然上人なりとそ、たとひ申されける、同年八月に上人の嚴命, して、なかく上人に師とし事へて、暫も座下をさらす、ひさしく一宗を習學, るまて六箇年、寸陰をおしみて釋文を研覈し、一宗の深奧をきはむること、, て、演説數剋にをよふ、これをきくに、高峰の心やみ、〓仰の思ひふかし、まこ, 又建久十年二月に歸洛して、上人に奉仕す、それより元久元年七月にいた, 繪アリ、略ス、, ○コノ次ニ, 歸郷ス, 義ニ就キ, ヲ辭シテ, 淨土ノ實, 源空ノ許, 選擇集ヲ, 六年間源, 空ニ仕フ, 源空ヨリ, 授ケラル, テ諍フ, 暦仁元年閏二月二十九日, 七一一

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  • 繪アリ、略ス、
  • ○コノ次ニ

頭注

  • 歸郷ス
  • 義ニ就キ
  • ヲ辭シテ
  • 淨土ノ實
  • 源空ノ許
  • 選擇集ヲ
  • 六年間源
  • 空ニ仕フ
  • 源空ヨリ
  • 授ケラル
  • テ諍フ

  • 暦仁元年閏二月二十九日

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  • 七一一

注記 (30)

  • 524,614,67,759水を器にうつすかことし
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  • 413,616,82,2179つゐに學なり功をへて、元久元年八月上旬、吉水の禪室を辭して、鎭西の舊
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