『大日本史料』 5編 13 仁治元年9月~同2年12月 p.839

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譯文童諭に云、此桐火桶は、京極黄門の書たまふよしみゆれども、僞作な, むきて、白き淨衣のすゝけたりしを、上ばかりうちたり、紐むすびて、その, 此人々のうた一首、二首、三五首つゝ擧て、こと〴〵くものによそへて評, どあはれにアそ、亡父卿は、寒夜のさえはてたるに、ともし火かすりにそ, て感情きはまれる之ずまひにて、術なくなみだぐみ侍りしも、すきのほ, うへにふすまをひきかゝりて、そのふすまの下に、桐火桶をいだきて、ひ, 一段之重寶也云々、此書を桐火桶と名づけたる事、すれはち此書のは, ぢをかの火桶にろけて、たゞひとり閑寂として、床のうへにうそふきて, したる詞有、寫本奧書云、永正元年十二月八日花押、定家卿五帖草子之内, 有家、通具、雅經、秀能、鎌倉右府、小町、伊勢、萱齋院、俊成卿女、, しめに、俊成卿の人の歌を聞て、感ぜらるゝ〓をいふ所にいはく、人のよ, 此書を古くより定家卿の作にはあらず、僞書なるよしいへり、伴〓蹊が, よみたまひけるなり、さてかやうにおほせられしにや云々、按ずるに、, きうたをだにかたり侍しかば、あはれ桐火桶のたぐひりれとて、詠吟し, 業平、貫之、經信、匡房、順、俊頼、顯輔、清輔、基俊、俊成、西行、慈圓、寂蓮、後京極、家隆, 仁治二年八月二十日, 八三九

  • 仁治二年八月二十日

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  • 八三九

注記 (17)

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