『大日本史料』 5編 23 宝治元年10月~同年12月 p.196

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世俗の二種の善根なき無善の凡夫なる故に、何のいろとりもなし、況死苦に責られて、, ぬと歎也、なけくも、よろこふもともに自力の迷なり、大經の法滅百歳の念佛、觀經, は戒をもていろとり、或は身心を調るをもていろとらんとおもふ也、定散の色とりあ, 忍て、一條のもとり橋にて、橋占をとわれしに、一人の僧ありて、眞觀清淨觀、廣大, なし、人の心得やすからん爲に、白木の念佛と云事を常に仰られき、自力の人は念佛, をいろとる也、或は大乘の悟をもつていろとり、或はふかき領解をもていろとり、或, 我名號と釋し給へるも、白木になりかへる心也、所習觀經の下品下生の機は、佛法, 建久元年十四歳にして、遂に上人の室に入、常隨給仕の弟子として、淨土の法門殘所, 智惠觀、悲觀及慈觀、常願常瞻仰と誦し、東より西へ行、生母これをきくに落〓甚し、, 忙然と成上は、三業ともに正體なき機也、一期は惡人なるゆへに、平生の行のさりと, 内府此由をきゝ給ひて、宿善の内に催す事を感して、出家をゆるされし時、師範の沙, 汰侍しに、童子申さく、願は法然上人の弟子たらん、不然は出家更に其詮なしと、仍, の下三品の念佛は、何のいろとりもなき白木の念佛也、本願の文の中の至心信樂を稱, る念佛をはしをほせたる、往生疑なしとよろこひ、色とりなき念佛をは、往生はゑせ, 弟子タラン, コトヲ請ウ, 白木ノ念佛, 堅ク源空ノ, 寶治元年十一月二十六日, 一九六

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  • 弟子タラン
  • コトヲ請ウ
  • 白木ノ念佛
  • 堅ク源空ノ

  • 寶治元年十一月二十六日

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  • 一九六

注記 (20)

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