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春はゝや立にし空にさらに又雪けの雲のさゆるころかな實雄, としくれし嵐も雪も猶さえて冬にかはらぬ春のそらかな師繼, 日影まつかけひの氷とけやらて猶風寒し春のやまさと信覺, あら玉の春ともみえぬ梢かな猶風さゆるしからきのやま成實, ふりつみし深山の雪も消にしに今更さむきねやのさ衣資季, 春の空いつまて冬の名殘とて霞なからに猶もさゆらん爲經, 冬のことさむくしあれはをの山にすみやく翁心たのしか定嗣, けふもなを松の嵐の音寒てまたとけやらぬ雪のした水公相, かせさえて霰なをふるま木のやはをとにもきかす春のけしきを有教, 山のはに霞さそひしうす雲の雪けに歸そらのさむけさ忠定, 風さむみ又やむすはん立田河氷ひらくる波のはつはな頼氏, 春といへと夜とこをさむき難波めかこやの蘆火も今もたくらし蓮性, 異事ナ, ことしたにまた空寒し久方の雲のいつくを春といはまし顯氏, 寒みニ、第四句ヲ、こやのあしひはニ作ル、, 書陵部本蓮性法師百首、第二句ヲ、よとこを, 内廳, ○宮, 寶治二年正月十八日, 一九二
割注
- 寒みニ、第四句ヲ、こやのあしひはニ作ル、
- 書陵部本蓮性法師百首、第二句ヲ、よとこを
- 内廳
- ○宮
柱
- 寶治二年正月十八日
ノンブル
- 一九二
注記 (20)
- 1511,658,63,2119春はゝや立にし空にさらに又雪けの雲のさゆるころかな實雄
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