『大日本史料』 5編 28 宝治2年雑載~宝治年中雑載 p.164

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郭公たか待そめしならひより夕をわきてなくね成らん, 梢ふく風にそまさる櫻川ゐてこす浪の色にいてつゝ, 月のいる山よりいてゝ時鳥人をねさせぬこゑきこゆなり, 山のはにむら雨過るあま雲のたちゐまたるゝ郭公かな, こし秋はつはさにかけししら雲をみねにのこしてかへる雁かね, ちらぬまの色そあたなる山河のきえせぬあはゝ櫻なりけり, この夏はまたれてきなけ時鳥宮このいほの思てにせん, けふといへは花色衣ぬきかへしむかしをかけてしたふ春哉, はつこゑはおしみしものを郭公なきふるしてし五月きに鳧, おなしくは我世も暮ねとゝまらぬ春の便に人やおしむと, 暮かゝるこしちの海を行雁やいそへの浪のよると鳴らん, 夏十首, 名をとめてをのれは浪にしたかひぬ山ふきのせの款冬の花, 野へ見れはてる日にかるゝ夏草のつむら青き杜の下かけ, 「山吹瀬」(朱、下同ジ), 寶治二年雜載學藝, 一六四

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  • 「山吹瀬」(朱、下同ジ)

  • 寶治二年雜載學藝

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  • 一六四

注記 (17)

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