『大日本史料』 6編 12 貞和4年10月~貞和5年10月 p.133

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陵の山を作りて, わたりをいへる地名にて、青蓮院に接續したる處、すなはち青蓮院は十, たる、此十樂院は、門葉抄ニ十樂院在大谷と見えたり、大谷は今の知恩院, 方にあり、これ十樂院上山構山作所奉葬ス云々といへる御陵にそあり, 樂院の地なるを以て、雍州府志、廟陵記なとに、十樂院者青蓮院の別号也, に誤たるもの也、また雍州府志、この粟田山頂上なる將軍塚を、此帝の御陵, なる黒谷に、十樂院と記し、山陵志にも、黒谷是故十樂院地也といへるは、共, えたる、然るを山城名勝志に、園太暦目録を引て、十樂院ハ黒谷ノ方と記し, たるき、叡山の黒谷にて、十樂院本坊の事なるへきを、兩京古圖に、中山の南, 多帝御髮塔と同し御例にて、御陵にあらさることまた明白なり、, 按、京都市上京區粟田口町粟田山青蓮院の東南、字を上ノ坊といふ地の上, なりといへるき、其地は大かた近寄たれと、將軍家は御陵にあらさること, 明なり、その他妙心寺玉鳳院なる御塔の如きは、安井龍翔寺故址なる、後宇, 葬奉給ひ壹りつる趣は、いとよく打合てそきこ, 西下に當れは、慈嚴僧正記に、先幸太子堂して、さて十樂院のうへの山に御, 〔諸陵要記草稿〕十七花園院天皇十樂院上陵, 南朝正平三年北朝貞和四年十一月十三日, ○引用, 書略ス, 所といふ, 是を山作, 將軍塚妙, 十樂院ノ, 心寺ノ御, 黒谷ノ方, 塔ハ御陵, 所在, 十樂院ハ, 二アラズ, 南朝正平三年北朝貞和四年十一月十三日, 一三三

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  • ○引用
  • 書略ス
  • 所といふ
  • 是を山作

頭注

  • 將軍塚妙
  • 十樂院ノ
  • 心寺ノ御
  • 黒谷ノ方
  • 塔ハ御陵
  • 所在
  • 十樂院ハ
  • 二アラズ

  • 南朝正平三年北朝貞和四年十一月十三日

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  • 一三三

注記 (31)

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