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神代より傳へつたふるしき島の道に心もうとくも有哉, 夜をあかし都にかへ、りぬ、, 須磨の浦をみれば、しほやくけぶりの立のぼるを見て、, らずその道にかなひけるとぞ、, あかしのうらを見て、, あはぢがた霞をわけて行舟のたよりもしらぬ波のうへ哉, と、在原中將が詠ぜし〓おもひ出て、, 住よしの岸によるてふしら浪のしらず昔を松にとふらん, りいひつたへ侍り、〓に秀歌を好む人、この神にまいりて祈誓申せば、かな, 濱べにくだりて、松の木陰にたちより見れば、ま〓に、鴈なきて菊の花さく, よみをきし〓の葉ばかり有明の月もあかしの浦の眞砂地, この御神は、和歌の道に心ざしふかき人をよくまもらせ給ふと、むかしよ, はるかに海面をみれば、西は淡路島、須磨、明石の浦などいふ、船にてわたり, 立のぼるもしほの煙徒らにたが思ひよりくゆるならむ, 見ばやなどおもへど、又世中の鉾楯により、人のをそれもいかゞなれば、一, 一夜ヲ明, シテ都ニ, 歸ル, 南朝正平十九年北朝貞治三年四月是月, 七五〇
頭注
- 一夜ヲ明
- シテ都ニ
- 歸ル
柱
- 南朝正平十九年北朝貞治三年四月是月
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- 七五〇
注記 (20)
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