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悉く討れ、殘り少く成けるに、僅に殘の者は、皆痛手を負たれは、可戰術もな, れ、切り岸を傳へて登らんとしける所を、甲の鉢をしたゝかに打碎れ、竟に, へそ押寄る、其頃高江峰の城を築て守られけるに、清敷を大將にて、大勢喊, に心變して、山を斬塞て、通路を遮けれは、往還不容易されは、城よりも竊に, 去程こ、日州の大亂漸く鎭つて、敵味方ともに我城々在所々々に打歸り、暫, く年月を送りけるに、凶徒又四ケ所より蜂起して、島津判官師久居城碇山, く〓に落居しぬ、城兵式部三郎太郎、守護代酒匂、石塚、徒頼、否〓、中條を初と, 堀底に討れにける、角て山北大勢なれは、同音に聲を揚て責登る、城内も甲, て、今を限りに防ける間、敵敗北して、大將清敷彈正少弼重門、深堀に追落さ, の聲を發して、峰城をぞ圍みける、城衆も究竟人々籠居けれは、皆必死を究, て、薩摩山の口に一陣を取て、跡勢をそ待玉ひける、かゝりける處に、市來俄, 兩院、求麻四ケ所一味して、碇山をそ圍む、其比氏久公は、城より上に御座し, して、宗徒の人々數十人討死す、如斯なれば、碇山の城も手弱成けるに、山北, けるか、此騷動を聽給ひ、夜を日に繼て歸宅有り、先伊作十院寄々の軍勢に, 音信有ける、即此期に至ては、一家の滅亡時至りぬ、不如唯城を開き、所領を, シ氏久軍, 山ノコニ, 陷ル, ヲ圍ム, 陣ス, 戰死ス, 高江峯城, 氏久薩摩, 市來變心, 城ヲ攻ム, 清敷重門, 凶徒碇山, ノ通路ヲ, 高江峰城, 寄手ノ將, 遮ル, 應永二年八月十日, 九二
頭注
- シ氏久軍
- 山ノコニ
- 陷ル
- ヲ圍ム
- 陣ス
- 戰死ス
- 高江峯城
- 氏久薩摩
- 市來變心
- 城ヲ攻ム
- 清敷重門
- 凶徒碇山
- ノ通路ヲ
- 高江峰城
- 寄手ノ將
- 遮ル
柱
- 應永二年八月十日
ノンブル
- 九二
注記 (33)
- 1007,615,62,2190悉く討れ、殘り少く成けるに、僅に殘の者は、皆痛手を負たれは、可戰術もな
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