『大日本史料』 7編 7 応永12年正月~同13年5月 p.414

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世なから佛にはやなりたる思ひ候也、祖師の歌に、, らすして、三年あまりの春秋を過し給ひける、或人云、貧賤孤獨にうまれ、家, 捨てこそ見るへかりけれ世中をすつるも捨ぬならひありとは, を以てかたのやうに修理して、正興寺とそ申せる、六時不斷の行法をこた, ならしめんとの、熊野權現の神勅をうけつき、國々をめくるよし、法談をの, すてやらて心と世をはなけきけり野にも山にもすまれける身を, へられけれは、上下萬民〓仰して、此古寺に住持すへきよし也けれは、他力, らえこそ捨はて候はぬと申けれは、聖のいはく、世を捨て念佛はかりを申, て往生を待候へ、佛の御あてかひにて、衣食の二ツをのつからそなはり、此, ひねかひ候へとも、衣食の二なくてはあられぬ世中にて候へは、思ひなか, はとりはつし候願は世を捨て念佛をこたらぬ身となり、淨土の快樂をこ, 屋敷をも持候はねは田畠の作るへきもなく、過去のあしき因果にて、此世, 此教化を聞て、いよ〳〵發心決定して、かみをそり御供いたし候はんとて, 佛申てありき、末代の衆生東西をわきまへぬともからをすゝめ、往生極樂, 此所にて世を捨たる男女あまたあり、此寺に心阿彌陀佛といふ弟子を殘, 中興ス, 正興寺ヲ, 應永十二年九月十一日, 四一四

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  • 應永十二年九月十一日

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