『大日本史料』 7編 7 応永12年正月~同13年5月 p.439

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如此の安心所々にて書しるし給ふ事、筆紙につくしかたし、, 詮にはあらす、往生は唯稱名計なるへし、, 教も專慇懃なり、誰人か是に歸せさらん、かやうの文義恒沙也といへと, 方と釋せられたり、如此の文證一にあらす、然は自力得道の法門は、誠に, 一教、利物偏増ともみへたり、故に本願の慈悲も、唯此時にあり、釋尊の遺, 入路也と判し給へり、又法性禪師は、五濁修行は多退轉、唯不如念佛往西, も、さのみ是を顯せは智惠にとゝまり、才覺を好みて、却て不信を成へし、, 犯あれは地獄に墮在して、多刧の苦をうく、倩これらの聖道門の修行を, 師安樂集に、此文を釋して、當今末法也、是五濁惡世也、唯有淨土一門、可通, 辨知するに、末代濁世の機根におゐては、行證更及かたし、然間大集月藏, 高妙也といへとも、正しく證得する機根、末世には難かるへけれは、其教, 門むなしきに似たり、されは慈恩大師の釋にも、末法萬年、餘經悉滅、彌陀, このゆへに唯肝要はかりをあらはす者也、此義理まても心に保へき所, 經には、我末法時中、億々衆生、起行修道、未有一人得者と説給へり、道綽禪, 乘の戒品、暫雖有差別、一切惡業かたく是を制禁し、威儀あへて無闕、若破, 應永十二年九月十一日, 四三九

  • 應永十二年九月十一日

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  • 四三九

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