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てりもせす、くもりもやらぬ春の月、いつくの空ともさたかならねと、夜もやう〳〵, 遠くして水をあらはし、山又水をへたつ、遠近の眺望一樣にあらす、凡慮の思よらぬ, 所なるへし、是余情の句にかなふへきやらん、いつれも句を引あて〳〵、一姿申へく, 明かたになりて、峯の松原そこはかとなくかすみこめたるに、雨さへそほふりたらん, 侍れとも、此句は合さんめりなと人の申さんもいふかしくて、こまかには略畢、哥の, 雨によそへられたり、李花一枝なといひたるは、諸人思よる事もあるへし、五湖は山, は、何となく物あはれにおもかけうかへる心地すへし、是ひとつのすかたなるへき歟, 故郷や花の老木にしらるらん, 躰を定家引合てかゝれたるにも、惣して此躰しらすなととて殘されたり、或は海躰、, 西子か顏色を大國にても何にたとへてかかなふへき、と人申されけるやらん、五湖の, 一秀逸の躰, 山かけになを雲ちかき花さきて, 或は竹躰是等也、, 應永二十四年雜載學藝, 一幽玄の躰, 連歌ノ風躰, 應永二十四年雜載學藝, 六四
頭注
- 連歌ノ風躰
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- 應永二十四年雜載學藝
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- 六四
注記 (18)
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