『大日本史料』 8編 2 応仁2年8月~文明元年9月 p.188

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は霜かれのあし下折て、さをしかのつまとはん岡への田面も守人絶く、か, の長をたのみてやとりとし、それよりのりものゝ用意して、白川の關にい, 瓦礫を作り侍らんも中〳〵なれと、みれ思ひあまりて, 關の梢にて侍れと、しるへのものをしへ侍るに、心にらにて、駒の足をはや, たれる道のほと、谷の小河、峯の松かせなと、何となく常よりは哀ふかく侍, たヂきたる庵に引板のかけ繩朽殘りたるは、音するよりはさびしの増り, て、人々語らひ行に、おくふかき方より、ことにいあこくみゆるを、あ〓にそ, めいそくに、關に至いては、なか〳〵ことのはに宣かたし、たゝ二處明神の, のかつらゆふかけおたすに、木枯のみそ手向をはし侍ると見えて、感〓と, む心地し侍るに、はるたき林のおくに、山姫も此一本や心とゝめたんと、い, ろふかくみゆるを、興に乘してほとなく横岡といふ所に來れる、こゝも里, 侍るに、今一かたは坐ふりはてゝ、苔を軒端として、紅葉を并垣として、正木, るに、このもかのもの梢むらむら落はして、山賤の栖もあらはに禁の澤に, かみさひたるに、一方はいかにもきらひやかに、社頭神殿もかう〳〵しく, めかたきに、兼盛、能因こゝにのとみて、かはつりの哀侍りけんと、想像に, 白河關, 横岡ニ宿, 二所明神, 應仁二年十月二十二日, 一八八

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  • 白河關
  • 横岡ニ宿
  • 二所明神

  • 應仁二年十月二十二日

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  • 一八八

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