Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
に望て古橋にたゝすめは、白浪の月を待とる影、世俗の塵垢をあらひ、更た, たり、門前の方には、杉、檜原、花の木とも左右にならひたちて、はるかにつゝ, けて蘿洞に入れは、青嵐の松をたゝく聲、色相の夢を破る、感情慮絶、誠に瀟, 湘蘆山の夜の雨と聞え、洞庭の月にうそふく心もかくこそと、覺えす光の, き、長河きよく漲落、飛泉苔を洗ひ、流石なめらかなり、古橋かたふき、雁齒斜, にして、もろこしの虎溪もかくこそとおほゆ、東に望は、原野はるかに晴て, くたる木こり、駒をひきて歸草刈りの山歌、寒笛の聲のみかすかなり、夕陽, に、かさりの玉のみたれあへる聲、簾につれるおのへの鐘のかすかなるひ, 熊野をうつし、なきの葉ならしはなと陰ふり、苔のみちほそく、誠に神さひ, には大嶺碧落をうかち、雲霧天の肌にわきのほり、雨をもよほすよそほひ、, 青山とをし、たゝ秋の花を盡し、朝の露の色、夕の虫のうらみに膓をたつ、北, ゝき身にとをり、袂をしほらすといへる〓なし、南の山のかたはらには三, たふき、ひはた破て、軒にはしのふ小松心のまゝにおひ、扉をたゝく嶺の嵐, さなから〓龍の蟠地あらたなり、はるかの麓には、田中のわらや獨孤の村, なとおろそかに軒をならへ、老翁畑をうち、里の子木實をひろふ、牛を追て, 寓所ノ状, 文明七年四月十二日, 一九九
頭注
- 寓所ノ状
柱
- 文明七年四月十二日
ノンブル
- 一九九
注記 (18)
- 508,625,66,2225に望て古橋にたゝすめは、白浪の月を待とる影、世俗の塵垢をあらひ、更た
- 1442,624,63,2208たり、門前の方には、杉、檜原、花の木とも左右にならひたちて、はるかにつゝ
- 390,621,71,2238けて蘿洞に入れは、青嵐の松をたゝく聲、色相の夢を破る、感情慮絶、誠に瀟
- 271,621,69,2226湘蘆山の夜の雨と聞え、洞庭の月にうそふく心もかくこそと、覺えす光の
- 1324,620,68,2233き、長河きよく漲落、飛泉苔を洗ひ、流石なめらかなり、古橋かたふき、雁齒斜
- 1210,627,64,2221にして、もろこしの虎溪もかくこそとおほゆ、東に望は、原野はるかに晴て
- 624,621,68,2238くたる木こり、駒をひきて歸草刈りの山歌、寒笛の聲のみかすかなり、夕陽
- 1792,625,63,2219に、かさりの玉のみたれあへる聲、簾につれるおのへの鐘のかすかなるひ
- 1556,615,66,2229熊野をうつし、なきの葉ならしはなと陰ふり、苔のみちほそく、誠に神さひ
- 974,623,67,2239には大嶺碧落をうかち、雲霧天の肌にわきのほり、雨をもよほすよそほひ、
- 1093,616,66,2235青山とをし、たゝ秋の花を盡し、朝の露の色、夕の虫のうらみに膓をたつ、北
- 1676,632,62,2216ゝき身にとをり、袂をしほらすといへる〓なし、南の山のかたはらには三
- 1909,622,63,2227たふき、ひはた破て、軒にはしのふ小松心のまゝにおひ、扉をたゝく嶺の嵐
- 856,620,69,2234さなから〓龍の蟠地あらたなり、はるかの麓には、田中のわらや獨孤の村
- 742,620,66,2230なとおろそかに軒をならへ、老翁畑をうち、里の子木實をひろふ、牛を追て
- 1450,244,43,173寓所ノ状
- 168,688,46,385文明七年四月十二日
- 177,2454,48,114一九九







