『大日本史料』 8編 8 文明7年正月~同8年6月 p.199

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に望て古橋にたゝすめは、白浪の月を待とる影、世俗の塵垢をあらひ、更た, たり、門前の方には、杉、檜原、花の木とも左右にならひたちて、はるかにつゝ, けて蘿洞に入れは、青嵐の松をたゝく聲、色相の夢を破る、感情慮絶、誠に瀟, 湘蘆山の夜の雨と聞え、洞庭の月にうそふく心もかくこそと、覺えす光の, き、長河きよく漲落、飛泉苔を洗ひ、流石なめらかなり、古橋かたふき、雁齒斜, にして、もろこしの虎溪もかくこそとおほゆ、東に望は、原野はるかに晴て, くたる木こり、駒をひきて歸草刈りの山歌、寒笛の聲のみかすかなり、夕陽, に、かさりの玉のみたれあへる聲、簾につれるおのへの鐘のかすかなるひ, 熊野をうつし、なきの葉ならしはなと陰ふり、苔のみちほそく、誠に神さひ, には大嶺碧落をうかち、雲霧天の肌にわきのほり、雨をもよほすよそほひ、, 青山とをし、たゝ秋の花を盡し、朝の露の色、夕の虫のうらみに膓をたつ、北, ゝき身にとをり、袂をしほらすといへる〓なし、南の山のかたはらには三, たふき、ひはた破て、軒にはしのふ小松心のまゝにおひ、扉をたゝく嶺の嵐, さなから〓龍の蟠地あらたなり、はるかの麓には、田中のわらや獨孤の村, なとおろそかに軒をならへ、老翁畑をうち、里の子木實をひろふ、牛を追て, 寓所ノ状, 文明七年四月十二日, 一九九

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  • 寓所ノ状

  • 文明七年四月十二日

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  • 一九九

注記 (18)

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