『大日本史料』 8編 12 文明12年正月~同13年正月 p.391

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朝臣の人には告よといひしなと思ひ出て、, の浦人、旅人をむかへて、世のいとなみにする、海路のわたし守成へし、やゝ, たりにて、舟にのれといふ者あり、あやし天の岩船にやと思ふに、此山の末, はみゆる寺有、うち過入もて行は、深山にいとゝ木深く、鳥のねも絶たるわ, 豐浦といふうら成へし、當社は稚櫻宮天皇におはします、神主則對面して, なり、船もよひするほと、此地をしる人の家にやすらふさま、驛舘の心ちす、, そし、舟子共のうら悲しけにから海をしわたりつゝ、沖中過るほとに、滿干, 水むまやにはあらぬ雜事をろかならす、かくて船出し侍るに、風あらくな, 心行道たにうきを漕いてゝ八十島かけし人をしそ思ふ, ありかたし、いとゝ祈念をこらし侍るに、すてに著岸す、仲哀天皇の皇居は、, る玉とかやいへる、二の嶋をみるにも、からくにの人さへしたかひけん昔, りて、いかにと佗あへるに、〓の釣舟の波なれたるを見るもあはれなり、篁, うつり來てはふといふ浦にいたりぬ、嶋々おほくつらなりて、浪の上風靜, 跡のしら浪をかへりみれは、汀の松遠さかりつゝ、潮風にけふれるも心ほ, 惜み立出、はるかに行てその里をとへは、今宿とかいひて、左に塔婆のなか, 滿珠, 干珠, 埴生浦, 豐浦, 今宿, 文明十二年六月是月, 三九一

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  • 滿珠
  • 干珠
  • 埴生浦
  • 豐浦
  • 今宿

  • 文明十二年六月是月

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  • 三九一

注記 (22)

  • 920,683,56,1277朝臣の人には告よといひしなと思ひ出て、
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