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此二首をつかはし侍りき、其後さしての磯にて鶯を聞て〓める、, 花藏坊といへる山伏乃所に、十日はかりとゝまりらるに、武田刑部大輔禮, かりね乃夢も忘はてゝ、, かハし々る、かし尾と俗語に申ならはし侍もとも柏尾山にて侍るとなん、, 春乃色も今むとしほの山みれは日ろぎさして乃磯そろすめる, 宿坊乃軒に梅いとおもしあく咲らふりて、月かけおすろなる夜もすつら、, はる日ろぎけしていそくろしネ乃山たるひとぎてや鶯のなく, 又此國のしふ乃山、けしての磯とて、ならひたる名所侍りくれは、, め一首を殘し侍るへきよし、〓に申侍々れは、立れから口にまろさて申つ, かきた乃む岩もとかしはを乃つらら一よかりねに手折てそしく, 消乃こる雪乃しらねを花とみてかひある山の春の色哉, 梅つネり月ろすむ夜乃旅づくら夢に都をなにろ忍ん, かし尾といへる山寺に一宿し侍りくれは、か乃住持のいはく、後乃世のと, に來り侍りを、さかつ〓とり出て、しはらく遊覽し侍りけもきは、愚詠を所望, しくれは、翌日使をつらはすついてに、, 指出磯, ノ來訪, 武田信昌, 鹽山, 柏尾山, 文明十八年六月六日, 五六九
頭注
- 指出磯
- ノ來訪
- 武田信昌
- 鹽山
- 柏尾山
柱
- 文明十八年六月六日
ノンブル
- 五六九
注記 (22)
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