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こゝあなき草葉ハ何をあはれとて月見を袖の露をかるらん, あかすのみ袖にならして秋のよの月こそ夏のあふきなりけす, 風かろま雪の下荻うちそよきうはゝの露に月そこほるゝ, 月影もこゝにさせてふきり〳〵すともし火くらき壁を恨て, 葎にものはらぬ月のこゝ法もてうき身のやとをとふ人そなま, うちあかす心もさそなからこ推も月見んためのすさみならすは, の佳辰に雲雨の嘆あらむことをおうれて、今夜の清光に風雅の感なから, ならし、, 荻の上の露にそ見つを我ならぬかりのなみたも月そおめとは, む〓をかなしむ、明遠か來日の陰晴をうたかひ、〓亮か永夜の吟嘯を凝す、, しり有といへとも、いさゝか卑懷をのへて、蚓地の跡をよすると、しかいで, うつすを見なに、皆數顆の唾玉を見かとる、これあにいりみの杣の良材、和, 歌の浦の明珠にあらすや、いまこの尊和をむくふるは、まことに貂狗乃そ, そのおもむき猶ひとしく、その興かはらするか故に、ずゐに一紙の腹藁を, 月を先とす、中にも仲秋三五の天は毎歳百千の興ありこゝに貴公子、明日, 文明十八年八月十五日, 八九九
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- 文明十八年八月十五日
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- 八九九
注記 (17)
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